常盤台写真場:文化住宅(戦前期の都市建築)「搭状エレベーター」「数寄屋風」「勾配天井」
2024年2月21日
板橋区常盤台は、理想的な道路網やインフラ設備を備えた健康住宅地として分譲され、建築内規により、文化住宅が建ち並ぶ住宅地となった。木造2階建て、外壁をリシン仕上げ。外観は左右非対称、交差点角部分を「搭状」にしている。軒の水 […]
小出邸 建築家・堀口捨己
2024年2月20日
建築家・堀口捨己の現存する数少ない住宅作品であり、ヨーロッパから帰国しての処女作。山田守らと日本最初の近代建築運動である「分離派建築会」を結成する。オランダの建築を日本に紹介した人。又、茶室や庭園の研究者でもある。 ピラ […]
前川國男邸 1942年竣工
2024年2月20日
前川國男は1928年にフランスに渡り、ル・コルビジェのもとで2年間働いている。平面計画は、吹き抜けの居間を中心に、寝室、書斎を左右に配置する明快な構成。外観は、竪板張りの木材、明かり障子、ガラス格子窓。和的なモダンで居心 […]
シュタイナーの世界観「クリスマス会議100年」東京小金井にて 12/22
2024年2月20日
進化のために破壊と再生を繰り返すことを受け入れなければならないと思う。時代は一気にAI化へ向かおうとしている。人が創造することや判断することまで手放してしまう先に、明るい未来はあるのだろうか。人は、考える葦である。我思う […]
管田庵(かんでんあん)「荒壁仕舞い」の美意識
2024年2月19日
□有名な大名茶人・松平不昧(ふまい)がつくらせた茶室・管田庵(かんでんあん)「荒壁仕舞い」:実際は、粗壁でないのに長い藁苆(わらすさ)をさりげなく、かつ美しく見えるようにレイアウトして、荒壁がそのまま現れているように仕上 […]
鹿児島の伝統的な住宅:続き間や縁側が多い。「家の作りやうは夏を旨とすべし、冬はいかなる所にも住まる」
2024年2月19日
□鹿児島の伝統的な住宅は、続き間や縁側が多く用いられ、必要に応じて建具で部屋間や外部と内部を開け閉めできる開放的な造りが特徴。開口部が多く、外壁は外周の2割程度。壁量少なめ、熱が籠らず、涼風が吹き抜ける隙間だらけの住宅が […]