開創:聖徳太子が推古17年(607年)鹿野町清涼寺(徳地町串)に清涼山薬師堂を開創
再建:重源上人が東大寺再建の用材を徳地から伐出された折、時の大政大臣藤原兼実公(九条家の祖)の協力を得て、清涼寺から鎌倉の始め(文治5年1189年)当地に移して再建。重源上人69歳。東大寺南大門の金剛力士像も徳地産の桧材でつくられている。
木材の切り出し作業は重労働であったため、人夫の疲れや傷を癒やせるように周辺に石風呂を設置。「野谷の石風呂」「岸見の石風呂」が現存している。
本尊薬師如来:聖徳太子のご親作と伝えられる霊仏。特に目や耳の病に霊験あらたかとして、十方信者の尊崇を集めている。
薬師如来は、東方の浄瑠璃世界の教え主。12の大願を起こして人々の災難を救い福徳を与え病気などを治すなどの利益を施し人間苦を救済される。

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