既存住宅状況調査(インスペクション)のことを知らない人が多い。中古住宅は、新築時の品質や性能の違いに加えて、その後の維持管理や経年劣化の状況により物件ごとの品質などに差があることから、消費者はその品質や性能に不安を感じている。そのため、中古住宅の売買時点の物件の状態を把握できるインスペクションのニーズが高まってきている。中古住宅の売買時の検査のみならず、新築入居時の検査やリフォーム実施時に行うこともある。それが、既存住宅状況調査(インスペクション)。誰でも出来るわけではなく、国土交通省から認可された建築士が、中立的立場で行うもので、許可証を携帯している。アメリカでは一般化している。日本でも、物価高騰もあり、住宅市場もおおきな変革の時を迎え、中古市場の利活用は喫緊の課題となっている今、注目されている。

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